カテゴリ:スウェーデンの福祉( 8 )

2013年 08月 01日
バーバンと福祉大国スウェーデンの底力。

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福祉大国
高福祉国家
スウェーデンモデル

すばらしい!日本も従うべき!という意見も聞くし
幻想だ、崩壊している・・・という意見も聞く。

在住者や、専門家にネガティブな意見を持つ人が
多いみたいだけど、私はどちらの意見も一理あるなぁと思うし
完璧な政策なんてない、人それぞれ考え方も、大切なものも違うから
いろんな立場や角度から見ているから、いろんな意見があるのやと思う。

ある一部分だけを取り出して話題にしたり
背景とか文化的な違いを説明せずにいることも多く
スウェーデンをありのままに伝えていることの方が少ないと思う。


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先週、バーバンの具合が悪くなり
夜の11時にパパと2人で病院へ担ぎ込んだ。

寝ているむーみんを連れて行こうと車を玄関に寄せたら
テラスにいたお隣さんが声をかけてくれて
事情を話すと、私たちが戻るまで見ててくれると。

むーみんはそのお隣のおじさんに
よく遊んでもらってなついているし
夜めったに目を覚ますことがないので
好意に甘えました。

バーバンが自力で歩けなかったので、アパートの共用の荷台で
車まで運びました。火事場のなんとやらです。
パパと2人でバーバンを持ち上げました。

病院に到着して看護婦さんと話をしたら
安心したからでしょうか?
まだまだ、アドレナリンがでてたんでしょうか?

震えがとまりませんでした。

一日に何度も鳴る電話に、びくびくして
パパは夏休みなのに、ビールも飲まないし。

食事を届けたり、洗濯や掃除をしたり
自力でベッドに上がれないバーバンの介助のために
毎晩通ったり。

バーバンのところから自宅に帰る途中でも電話がなるし
声を聞くのが本当に辛くなってきた。電話がなってもびくっとする。

限界だなと思った。

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容態は落ちついて、今日退院します。

今回の入院中に
「これまで以上のサポートが必要」と医師から勧められたのと
バーバンを運び込んだときにいた看護士さんから
家族だけでの介護はもう無理!と強く勧められて
癌・腫瘍科の「自宅介護サポートチーム」に会いました。

スウェーデンでは高齢者、病人がなるべく自宅で過ごせるようにと
訪問介護にとくに力をいれているのは知ってたけど
でも、バーバンはもう限界かなとも思った。介護する私達が限界かと。

サポートチームの医師と看護士さんが
まず病院と同じ電動のベッドを手配して

バーバンの希望通り、少しでも長く自宅で過ごせるように
プランを作成してくれました。

医師
看護士
リンパドレナージュ師
作業療法士
セラピストらの訪問サポート受けます。

24時間体制で、無料。

今まで受けていた有料の市のサポート(ヘルパーさん)もパワーアップ。
3時間ごと。夜中も来てくれます。

バーバンは「もったいない」とよくキャンセルしましたが
1時間840円です。(市にもよるし、個人の収入にもよって違います)
マクドのビッグマックメニューと同じ値段です。

そして、「親しい人のサポート」援助というものがあるのを教えてもらった。
買い物に行ったり、病院に付き添ったり
話し相手になったりすると
援助金がもらえるのです。
家族や友人、ご近所さんが申請できます。

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今回、バーバンの自宅介護特別チームに会って
スウェーデンの底力を見た気がした。

「とにかく自宅が一番!」という強い信念があって
高齢者が出来るだけ長く自宅で生活していけるようにサポートする
というのがスウェーデンの高齢者介護の方針。

以前テレビでご高齢の男性が
独り暮らしが孤独で不安であること。
ホームに入居したいのに入れないと訴えていました。

すべての人がずっと自宅で!と考えるわけではないですよね。

私達もバーバンが一人でいることが心配だし
きっとヘルパーさんがいないときに呼びつけられると思う。
ホームに入ってくれれば私達はお見舞い、会いにいくだけ。

でも、まだホスピスに入れる状況じゃないんです。
もっともっと病気が進行した人が優先。

テレビに出ていた男性も、バーバンも
もっと若いときに、高齢者用のマンションに入居するという
選択肢があったけどね。それは選ばなかった。

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スウェーデンではかかりつけ院にまず電話して
予約を取ってから診察してもらいます。

「風邪ひいた」くらいではまず診察してもらえません。
電話にでるのは看護士さんで、症状を話すとアドバイスもらえるし
たいてい、風邪なら薬局で○○という薬を買って
2~3日様子を見るように言われます。
それでもよくならないと、診察。
県の電話相談窓口もあります。

最近は、その口頭での診断(すぐに診察しないこと)にミスがあることもあるし
スウェーデン人が医療に関して不満を持つ原因になっています。
そりゃぁ具合が悪いときは、さっと診てもらいたい。

でも、私は父を癌で亡くしました。
苦しい闘病生活、父は弱音を吐かずがんばりました。
家族もがんばりました。

高額の治療費、家族だけのサポート。
これが、少しでも緩和できたらいいのにと強く願います。

バーバンと私達、自宅介護サポートチームやヘルパーさんがついていてくれます。
診察費、薬代は年に約13,000円払うと、それ以降は免除です。
戻ってくるんじゃなくて、支払いをしないんです。

医師、看護士などの24時間体制の訪問サポート
バーバンや私達には実費で払うなんてとても無理です。
すべて無料。私達の血税がこういうところに使われているんだなと強く感じました。

私も、スウェーデンの医療はのろい!なーんて思っていましたが
バーバンを通して、末期癌患者へのサポートを見たら
本当に、社会的弱者を救おうとしている国なんだと思いました。


コメント欄閉じています。
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by MakiMakiMacci | 2013-08-01 05:57 | スウェーデンの福祉
2013年 07月 20日
久しぶりの庭で。
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汗まみれ、土まみれで1時間ほど庭で作業してました。

私の夏休みは5週間(3週間+2週間仕事して、2週間休み)

夏休み前半は
バイオリンのサマーキャンプに行き
姑を連れてダーラリョーと
カールスタッドに行きました。

旅行から戻ってきたら、洗濯したり、また荷物詰めたり・・・
雨がよく降ったので、庭は放置状態。
気力もなかったし。

このところいいお天気で、やれやれ・・・と重い腰をあげたのだけど
気持ちよかったー。雑草を抜いたり、バラのトゲにさされたり。
イチゴもたっぷり採れました。

バラが咲いていたので
後でバーバンとこ持っていこ。

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蕁麻疹と胃痛がよくならないので、また病院へ。
医師に「ストレス!しっかり休みなさい」と言われましたが

いやぁ、私夏休み中ですよ。しっかり休んでます・・・と思ってましたが
3週間の休みを終えて、仕事に戻ったら
まず胃痛が消えました。
蕁麻疹もでなくなりました。

仕事に戻ってストレスが消えるというのもおかしいですけどね。
たぶん、仕事してると、いろいろバーバンのこととか
考えないからだと思う。

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バーバンのところには朝と昼
ヘルパーさんや看護士さんが来てくれます。

私がお手伝いするのは午後と夜の寝る支度だけ。
食品の買出しやお薬はパパが買いに行くし
バーバンの病院は義姉が付き添ってくれます。

バーバンも看護士である義姉の言うことは
私達よりもちょっとだけ聞くような気がします。

私は週に2~3度の洗濯やマッサージを担当。

家にいくとまず、洗濯をスタート。
その間に、掃除とか、ゴミ捨てとかします。
洗濯を干したら、家に帰ります。

バーバンの食事はもう、手抜き!
私達の夕食を多めに作って
小分けしてタッパーに入れたのを、冷凍庫に入れてます。

お弁当を作って差し入れていたときもありますが
昼と夜の分を毎日はさすがに堪えました。

バーバンは抗がん剤治療を受けていたので
薬の影響で食欲がなく
食べたいもの、食べれるものがすごく限られました。

味覚もほとんど感じられなかったので
食べたいと思っても、いざ口にすると食べれなくなったり。

医師から、栄養などは考えず
食べられるものを食べなさいと言われたそうなので
いろいろ試してみました。

前日にチキンのから揚げと寿司が食べたいと言ったので
作っていったら、気分が悪かったみたいで
「こんなの、食べれない!」としかられて
目の前で捨てられました。

今までバーバンとはいろいろ衝突しましたが
これはショックでした。

涙がでたけど、パパが激怒して
そのまま私達は帰ってしまったので
気分の悪いバーバンを一人にしてしまいました。

気持ちが悪くて食欲のない人に
あまりなじみのない
(元気だったときは寿司のリクエストすごかったんですけど)
食べ物を差し出したのは悪かったな・・・と反省しました。

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友達と遊びにいくこともせずに、こんなにがんばってるのに・・・
夜だって、電話がなればすぐにかけつけてるし
毎日、夜遅くでもバーバンの寝る支度を手伝いにいくのに・・・

不満な気持ちでいっぱいでした。
苦しかった。

でも息子が寝言で
「ママやさしいから大好き」って言ったんですよ。

罪悪感がこみあげてきました。
この子の前で、この子の病気で苦しんでいるおばあさんの
最後の時間、精一杯のことをしたと言えるのか・・・

嫌々介護している私のどこがやさしいのかって。

いただいたコメントを何度も読み返して

今はバーバンの介護を優先しても
むーみんはきっとわかってくれる。親の背中を見てる
とにかく精一杯のことをやろうと思いました。

「いい嫁」である必要ないって、開き直り。

私の一生懸命はバーバンが望んでいることとは違うかもしれない・・・
お弁当を届けるのはやめました。

今では、バーバンは食欲旺盛になって何でもよく食べますが
リクエストはマクド、ピザ、中華です!

中華のテイクアウトを買って
バーバンの家で一緒に食べたり

買い物に行ったら、デリカコーナーで
バーバンの好きなお魚のフライトを買って届けたり。

それ以外の日は冷蔵庫や冷凍庫から
自分で好きなものを選んでチン!して食べてもらってます。

夜寝る支度を手伝うために、バーバンのところへ行くので
そのときに、食器を洗います。
別に食べてすぐ洗わなくっても問題なし。

もう介護は、考えたらあかん!と思います。
パパが代わってくれたらいいのに・・・と思うこともあるし
私が介護している間に、テレビ見てたりすると
何してんの?って思っちゃう。

もっといたわってよ!とも思うけどね
今は、パパにいろいろゆうたって、精神的に追い詰めるだけだから

後で、しっかり家族サービスしてもらいますわ。
(後でって言い方がなんか、自分でもすごいなと思うけど)

優しいコメントありがとうございました。
本当に、励まされました。


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by MakiMakiMacci | 2013-07-20 01:49 | スウェーデンの福祉
2013年 07月 09日
のんびり旅と介護のいろいろ。
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海の近くのコテージで
のんびりおしゃべりして、おいしいもの食べて
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姑の話し相手もたくさんいたので、
楽をさせてもらいました。

むーみんはバイオリンの練習もしっかりしました。
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車で行く旅にはいつも
バイオリンを持って行っています。

運転はパパにお任せなので、しっかり休息してもらいたいし
むーみんも一緒なので、早朝から深夜までずっと外で
観光や食事ということはありません。

ですから、バイオリンの練習の時間も取ります。

でも3日分の着替えを持って出かけましたが
バーバン(姑)の具合が悪くなり、一泊しただけで帰ってきました。

姑は、子供のとき夏になるとここで従兄弟と過ごしたので
やはりうれしかったのでしょう。
思い出話で盛り上がり、ワインも飲んで楽しそうでした。


バーバンは、友人や親戚と食事したり、おしゃべりしたりというのが大好き。
旅行好きと言うよりは、遠くの親戚宅や、友人のコテージを
訪ねるのが好き。

家にいるのが好きではないんです。
闘病生活もかなり苦しくなり、友人や親戚に連絡を取る余裕がなくなり
1人で家にいることが多くなりました。

誰も訪ねてきてくれない・・・・というのが最近の口癖。

今はまだ自力で歩けるし
無理をせずに、ゆっくり時間をとって
会いたい人に会わせてあげたい。

家でじっとしていても痛みはあるし
楽しく過ごしていると気もまぎれるのではないか・・・と

パパが決断をしました。

今回のダーラリョーは車で2時間もあれば行けるところ。
私たちにとっては、「たった2時間」でもバーバンには
辛いに違いないと

車のシートを倒して、ほぼ寝ている状態で行きました。

とっても喜んでいる姿を見て、連れてきてよかったと思いました。

重い話ですが、読みますか?
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by MakiMakiMacci | 2013-07-09 17:41 | スウェーデンの福祉
2013年 06月 07日
バーバンのクリスタルと終い支度。
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ポルトガル製のクリスタル。
素朴なスウェーデンのクリスタルガラスとは対照的で
機械でカットされています。
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先日、姑の付き添いで病院に行ったパパが
持って帰ってきました。

こんなん、持ってたん?ってパパもびっくりでしたが
舅がポルトガルで働いていたときに、記念にもらったそうです。
大切にしまってあったんです。

姑は、断・捨・離の達人で、もうモノをポイポイ捨てます。
知り合いや家族に譲ったり、売ったりもよくしています。
しかも、モノはあまり買わない。

で、家はホテルのように、すっきり。
センスよく、クリスタルなんかは見せる収納なので
こんなん持ってるなんて知りませんでした。

なんでくれたか、というと
終い支度です。

姑はものすごいポジティプシンキングな人で
辛い癌の治療もこれで、完治するはず!ととても積極的でした。

でも、食べれないし、どんどん体が弱ってました。
ポジティブシンキングもちょっと困ったもので・・・

介助などのサービスを断るわ。具合が悪くてもギリギリまでいわんわ。
かえって、すっごく大変なことになるっていうパターン。

今年の初めの週末にパパが電話したら
ロレツが回らず、何かおかしい!あわてて駆けつけました。

姑の上唇がぱっくりと割れて、ベッドは血の海。
トイレに行ったところまでは覚えているのだけど、
その後の記憶がありません。

トイレで、倒れたようで口を打ったみたいです。
でも、自力でベッドに戻って
その後、寝たのか、記憶を失ったのか・・・わかりません。

ベッドは血の海だったし、
トイレの床は血がかたまってました。

病院に連れて行き、即入院。
洗濯や掃除をして、バタバタと私は仕事へ。

パパがお兄さんと話し合って、
このまま、抗がん剤の投与をして意味があるのだろうか・・・って。
ネットでぐぐってみると、やっぱりね、同じような意見の人がたくさんいます。

医師ですら、抗がん剤はとにかく体を痛めつけるから
これが最善の治療とは言えない・・・という人もいます。

姑の担当医が「とにかく今は体力を回復するのが大事。
抗がん剤はストップしましょう。」とのことで

無期限の様子見のストップ。
治療をストップしても、癌が大きくならないことを祈りつつ
日々過ごしていましたが

検査の結果、癌が大きくなってました。
かなり傷みがあるので、手術での切除も期待したのですが
運悪く、場所がよくないそうで、手術はできないそうです。

アパートへ送っていったパパを待たせて
このクリスタルを出してきて、あげる!と突然。

アパートも売って終い支度をする!と言い出したそうです。

もともと、片付けが大好きな姑。
しかもかなりのコントロールフリーク。自分のやり方をまげないし
押し付けるし、知りたがりだし・・・

だからね、自分の命が終わりに近づいていると知って
持ち物を片付けたいと思ったんじゃないかな。

パパは、そんなこと!ってすごく悲しんでましたが
何かしていると気がまぎれるし、それがもともと好きなことなら
悪いことじゃないやん?

姑の介護に関しては、もうどこにも、言うていくとこなくて・・・
それで、ここで吐き出すことにしてん。

本音を言えば、受けれるサービスはちゃんと受けて
それでも、助けが必要な場合だけは言って!と思ってるんです。

こちらも生活があるし、
ぶっちゃけ、アパートの掃除とか、食事の準備とか
誰がしたって同じやん?

パパや私がお掃除しにいって、その分、自分達の家がぐちゃぐちゃになったら
意味ないのでは??

やっぱりね、未来のある息子は何をおいても優先したいの。
パパは、「人の死はそれほど、大変なもので、みんなに迷惑かけて
生活を狂わせていくもんや!」って。

むーみんも、巻き込まれて当然!って考えているようです。
難しいね。
そりゃ、もうすでにとことん巻き込まれてます。
以前の生活をそのままってわけにはいかんしね。

でもさ、それはいかん!ってことでスウェーデンには
いろんなサービスがあるのにね。

pedikoさんのブログは
本当に、何度も何度も読んだ。泣きながら。

介護とか悩んでる方がいたら
peddyのくまちゃん カメラを持って。
お薦めですよ~。

介護に悩んでなくても、楽しいブログだからね。お薦めです♥

今のところ、むーみんがいるから、
ちゃんとせなあかん!と思うし、介護だけの生活にはなってません。

毎日バイオリンの練習をみているし、レッスンにも付き添ってる。
コンサートも。

夢中になれるものがあるから、救われてる。

ダラダラととりとめのない話、読んでくれてありがと。

超ポジティブシンキングな姑・・・終い支度はこのクリスタルだけ。
ミラクルが起こると信じてるっていうてます。

もちろん、介助サービスなんかも断って・・・
困りましたねぇ。


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by MakiMakiMacci | 2013-06-07 06:32 | スウェーデンの福祉
2013年 05月 10日
今日は雨降り。
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スウェーデンの桜は今が満開。

写真はウチの去年のさくらんぼの花です。
今年はまだまだ咲く気配がありません。
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桜ですが、スウェーデン語で「日本のさくらんぼの木」と呼ばれ
時々見かけます。

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パパの職場に桜の木があるので
週末にお花見するつもりだったのに
今日は大雨。

がっかり。もう桜の花散っちゃっただろうなぁ・・・

桜が見れないこの「がっかり」をパパは理解に苦しんでます。
他のお花がもうすぐ咲くよと励ましてくれたり・・・
携帯で撮った写真の桜を見せてくれたり・・・

優しい気持ちはありがたい。
でも、桜じゃないとあかんの!本物じゃないと!
何年スウェーデンに住んでいても
桜は特別に感じます。

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スウェーデンは今日、祭日でした。
私の仕事の後で、お弁当を持って、お花見に行く予定が

姑が土を買いたいというので、園芸店へ行きました。
予想以上に時間がかかって、しかも土とともに送り届ける予定だった姑は
疲れてしまってソファで眠ってしまいました。

姑を残して、私たちだけで出かけるわけにもいかずに、中止。
そしたら、大雨が降ってくるものだから
どよーんとした気持ちになりました。

頭ではわかってるんです。

姑1人で買い物にはいけないし
買ってきてもらうんじゃなくて、自分も一緒に行きたい。

ずっと1人でヘルパーさんの助けを借りてがんばっているから
私達が休みのときは、一緒に過ごしたいと思っているみたい。

実際にウチに来ると、食欲も増すみたいで
よう食べる。

自分で自分のことができんようになったら
やっぱり大変だな。

姑は手が震えるし、力がとても弱いので
ふたを開けたり、ものを運んだりというのが難しい。

朝と夜はヘルパーさんに用意してもらって
お昼は私達が届けるものを自分でちん!して食べてもらってます。

花壇の手入れは、これは見直さなあかんね。
花植えるのも、草むしりも私達がやらなあかんし
水遣りはどうするん?ヘルパーさんはやってくれないよね。

なんか、姑の面倒を見ることで
行動範囲が狭くなってるというか

友達ともなかなか会えへんし
ちょっとした予定はどんどん後回しになる。
重要なことじゃなくても、
残念な気持ちにはなる。

介護してる人はたくさんいるだろうし、
もっともっと大変な人もいるから

今は同居してないし、楽させてもらってるんだけどね。

明日も姑が来るから、この気持ちを吹き飛ばして
明るく、楽しい気持ちに切り替えんと。



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by MakiMakiMacci | 2013-05-10 06:05 | スウェーデンの福祉
2013年 04月 30日
姑の介護タクシー。
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スーパーのベーカリーコーナー。

通ると危険。甘い香りに誘われます。

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ゴールデンウィーク始まりましたね。
みなさん、どこかにお出かけするのかな~。

Twitterが楽しみだったりします。
お友達がお出かけしたりする様子を読ませてもらって
なんだか自分も行ったような気になって、楽しんでます。

アカウントLidMakiです。よかったらフォローしてね♪

スウェーデンは4月30日はヴァルプルギスの夜。
お休みではありませんが、学校が少し早く終わって

あちこちで春を迎えるかがり火が焚かれます。
そして、5月1日が休み。

連休ではありません。が、やっと春を迎える行事なので
楽しみです。
この日がBBQ解禁日っていうお宅も結構多いんです。ウチも。


先日、姑の「介護タクシー」の許可が下りました~
具合がよくなったようで買い物にも行きたい!外に出たい!と
週に一度ショッピングモールや
大型スーパーに付き合ってます。
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フィーカ(お茶)も週3くらい付き合ってます。

主人も義兄も今年分の「介護休暇」をすべて使ってしまったので
週末以外の送迎は無理!と「介護タクシー」を申請してもらいました。

家族がいるのに、そんなんいらん!って拒否していた姑ですが

もっと友達と会ったり、でかけたりせなあかんで~と説得しました。

申請したのに、何ヶ月も音沙汰なしで
なんでこんなに時間がかかるん?って
みんなでブツブツ文句ゆうてて・・・姑も・・・・

姑の家の掃除をしていたら、いろんな書類が山積み・・・
その中に、申請書が埋もれてました。

記入もしてませんでした。
なんか記憶もちょっとあやしいかも。

さっさと記入して、ここにサインして!とあやしいセールスマンのように
申請書突きつけました。

そして1週間足らずで、許可が下りました!

1回の利用料金35クローネ(520円)
バスの料金が25クローネなので、結構安くていいでしょう?

でもねぇ・・・♪
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by MakiMakiMacci | 2013-04-30 05:25 | スウェーデンの福祉
2013年 04月 17日
楽しい小学校。
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今日は息子の学校に行ってきました。

2006年3月生まれの息子、現在小学校の準備クラスに通ってまして
今年の8月に一年生です。

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ここが教室。
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まだ準備クラス(義務教育ではありません)なので
それぞれの机も椅子もなく
床に丸く座ってお話を聞きます。
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こんな面白そうなもんも!

順番を待つことを学んだり
遊びを通して、数や言葉を学ぶので
とにかくおもしろそうなものがたくさん。
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9時~12時までが「学校」の時間でその前後は学童。
先生も引き続き学童で働き、場所のそのまま。これは本当にありがたい。
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ここは息子が入り浸っている部屋のレゴのコーナー。

食品や雑貨のパッケージを使ったスーパーのコーナーもあります。
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手話。毎日新しい手話を覚えてきます!
たいてい、お昼に食べたものの名前なんだけど。
得意げ。

私は職業柄、手話を使うので
2人で手話で会話できるのも楽しい。

静かにしないといけない場所や
少し離れたところにいても
手話で意志が疎通できる。
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息子の学校には特別支援クラスがありまして
新学期早々に、そこの先生が来て
「特別支援クラスとは」とお話をしてくれたそうです。

言葉をしゃべらない子も何人かいて
話しかけても、お返事ができない。
その子たちは手話で意思表示する。

突然ぎゅーっとハグしたり
トントンと肩を叩いたりするんだそうです。

嫌なときは、はっきり嫌だと言ってもいい。
でも、怖がることはない。

本当に、人懐っこくてかわいい子たちなんです。

こんな感じのことを話してくれたのだそうです。

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そのとき、子供たちにヒントを与えて文章を完成させたそうです。

むーみんが作ったのはこれ。


髪の毛が茶色い子もいれば(むーみんね)
ハゲもいる(パパのことね)

日本語を話す人もいれば(私のこと)
スウェーデン語しかできない人がいる・・・
スウェーデンですから、スウェーデン語話せればいいんだけどね。

みなそれぞれ違ってて、問題ない。
違ってることが美しい。


言葉を選べば、すごく感動的な詩になるんだろうけれど・・・
どうして・・・ハゲ・・・

よくわからん。


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by MakiMakiMacci | 2013-04-17 03:44 | スウェーデンの福祉
2013年 04月 15日
スウェーデンの福祉、レポートします!
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姑の週1の買出し。買い物リストには必ずのっているパン。

手が震えて、トングでパンを取るのが難しい70+と
お手伝いが楽しくって仕方がない7歳のむーみん

結構いいコンビ


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そろそろかな~と思っていたら

やはり姑から電話があり

「買い物連れてって~」


その前日に買い物をしたので、特に買うものもないけれど
たまには親孝行・・・と思い、家族全員で付き添い。

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スーパーについて行くの、どこが親孝行?とお思いでしょう?

でもね、
姑とは、結婚当時から確執というか
向こうはどう思ってるんかわからんけど

私は、カチン!とくることが多くて
接触もできるだけ避けたい。

パパは板ばさみになるし、
姑に何度言っても、変わらんから
仕方なく・・・できるだけ母親の面倒は自分が!と
がんばってくれてます。

姑も、「嫁はん、仕事だったらいいな・・・いや、きっと仕事やろ・・」と
どう考えても希望で頭が麻痺した思い込み??

毎日電話かけてきて、第一声は「まっきーは仕事?」

返事がYESなら、ウチに来てー!
返事がNOなら、え、ええ、えーっと・・・と固まります。
明らかにがっかりしてる。

これは、パパのせいでもあるん。
「不規則な仕事の嫁だから、せっかく家族がそろうときは
家族水入らずで過ごしたい」ってゆうたん。

パパの本心なんだけど、
姑が押しかけてきたり、ウチに来て!コールが多いので
やんわり断りたかったみたい。

でも、姑にしたら

「嫁はん仕事=自分と一緒に過ごしてもらえる」という図式ができた。

舅が亡くなってから、とにかく自分が息子の家族の主婦!と言い出し
自分の居場所を確保しようという気持ちが満々。

仕事が早く終わってウチに帰るといるんです、姑が。

「あれ、いるの?」て言われる。
おじゃましてます!っていわん?普通。

息子の学校のイベントにも「あなたも来るの?」って
誰が母親なんだか・・・

見かねた親戚が「息子の家庭壊したらあかんで~」と言ってくれたのに
その人たちと喧嘩して今は絶縁状態。ふぅ。

こんな感じで表立って喧嘩はしたことないけど
お互いの存在が受け入れられない仲の嫁と姑なんです。
向こうはどう思ってるのか知らんけど。

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でもねぇ・・・そんなことゆうてる場合じゃなくなってきたんです。

今は自宅で独り暮らしの姑。
最近やっと介護の認定が降りて
ヘルパーさんが日に4回来てくれるようになりました。
身のまわりのお世話すべてやってくれるはず

でも、まだまだ手続きも残ってる。
姑も初めてのことで、慣れないのでしょう。

ちょこちょこトラブルがでてきて・・・
そのたびに義兄とパパが呼ばれます。

姑の具合が悪くなってから一年くらい経ち
ヘルパーさんがついたから、これからはおまかせ♪と思ってたのに
まだまだヘルプが必要で

義兄やパパの疲れもたまってきてます。

義兄は数年前から、怪我した足の具合がよくなくって
歩くのも大変な状態。

義姉は看護学校の先生やから
姑の足(抗がん剤治療の副作用で、皮膚がただれている)の消毒に毎日借り出され
って一年ですよ!

消毒、ガーゼ取替えは確かに、10分もかからんけど
毎日はキツイ!

時々私が代わりにやりますけど
傷を見るのは苦手。

姑の具合がよくなってきたこともあり

義兄もパパも「できる限り自分でやってほしい」と
本人には言いませんけど。いやいやオーラが充満。

気持ちはわかります。

でも、1人暮らしの姑・・・誰かが手をかさな。

私は今まで、時々お弁当を作ったり
洗濯をしたりというだけでした。

食事を作りに来たヘルパーさんに
「家族がいるから、作らんでいい!」って言うんで
まだ作ってますけど。

そろそろやめたいなと思ってます。

義兄もパパも仕事から抜け出して病院に付き添ったり
介護認定に立ち会ったりしてて

介護手当ても、今年分はすべて使ってしまいました。
一日につき、給料の80パーセント手当てもらえたんで、
まだよかったんですけど

これからは、給料が減っていきますから
義兄のとこも、ウチも経済的にひびいてきます。

姑も面倒を見る家族も、どちらもできるだけ快適に過ごせるよう
なんとかせなあかんなーと思うようになりました。

今までのように、できるだけかかわりたくないでは
パパが倒れます。

姑に対しては
かわいそう・・・何か手伝ってあげな・・という気持ちと
なんやねん!という気持ちが波のように交互に襲ってきてました。

嫁の私が手を貸したり、口をだすと
やはり向こうも見栄があるのでしょうか。

「そんな手伝いいらん!」ってすごく憤慨するんです。
だから、こっちも「なんやねん!」となる。

でも、結局できへん。パパに仕事が回ってくる。

洗濯とか。パパが持ち帰ってきて
洗って、干して、たたんで・・・は私。
持っていくのはパパ担当。


一年も掛かりましたが
私も腹据えました。

やるしかないよね。


これまでね、時々スウェーデンの福祉について質問を受けたり
アンケートを依頼されたりということがありました。

スウェーデンに住んでるってだけで
雑誌に書かせてもらったこともあったし。
ラジオにもでたな。

でも、どうも文字数や時間の制限もあって
校正の段階で削られた部分が、
私にとっては大事だなと思うところだったり。
読み返したときに、えーちょっと違いますって思えたりね。

正確に伝えな!って結構慎重になり
はっきり、こうです!って言わなかったんですよ。
ブログにもかきませんでした。

でも、自分の気持ちを整理した。
こんなこと、義兄にも、パパにも息子にも言えません。
同じような境遇の方に読んでもらえたら・・・と

ウチの場合は・・・ということで
姑とのこと、記していこうと思います。

法改正されたら、訂正すればいいことやしね。
日本だって、住むところによっていろいろ違うだろうし
スウェーデンだって同じこと。

私が経験したことがスウェーデンのすべてじゃない。
そんなこと、読んでくれてる人はわかってくれると思うしね。

ということで、美しい話じゃないと思いますが
姑とのこと、レポートします。


長文になりました。読んでくださってありがとう。
いつも、あたたかいコメントやメッセージうれしく思ってます。


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by MakiMakiMacci | 2013-04-15 20:35 | スウェーデンの福祉