日本の母から春の便りが届きました。私とむーみんの大好物、いかなごの釘煮です。
これは、砂糖、醤油、みりんと生姜で炊いたスタンダードなもの、母はこの味付けが好きです。
叔母は毎年3月になると何キロもいかなごを炊いています。
そして、いろいろ味付けにも変化をつけています。ゆずを入れたり、山椒を入れたり。
茶色く錆びた釘のように見えることから、「釘煮」と呼ばれるそうです。
ホカホカのご飯と一緒に食べるとたまりません。ご飯とこれだけで、いい。
スウェーデンで知り合った日本人のお友達がなんと「釘煮」を知らなかったので
私はそれにひどく驚きました。
実家や叔母の家では長年春になると食べていたものなので、てっきり全国区だと思ってました。
いかなごで調べてみたらかなり限定された地域の郷土料理なんですね。
そういえば、釘煮にすごい情熱を燃やしている叔母は神戸市の須磨区在住。
母も長い間神戸の三宮で暮らしていました。
しかも母の出身は香川で親戚はほぼすべて香川と神戸在住。
香川には「いかなご醤油」というのがあります。だからてっきり・・・
自分の住んでいる地域独特の習慣や、家庭の習慣などは
外から見ないと「独特なんだ・・」とわかりませんね。
私は神戸で育ったわけではないですが、母を通して神戸の郷土料理が伝わったことすごいなと思います。
神戸の郷土料理がはるばる海を渡り、ここにも春を運んできてくれました。
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素材by
まったりほんぽ